癒しマッサージで笑顔を届けるサンタクロース//宮城災害復興支援ボランティア活動報告//NPO法人日本ハーブ振興協会会員アロマルームパトス 江川泉さん

NPO法人日本ハーブ振興協会(http://www.npo-nha.jp/)会員で、神奈川県でアロマルームパトスを経営している江川泉さん。昨年チベットでのボランティア活動をNEWS2Uリリースに掲載いたしましたが、暮れのクリスマスシーズンに、宮城県に災害復興支援としてボランティアとして活動されました。本日紹介するのは、江川さんご自身による活動リポートです。

//宮城災害復興支援ボランティア活動報告//
リポート:アロマルームパトス 江川泉

毎回仕事を終えた日付の変わる頃、宮城県の七ヶ浜町にある仮設住宅の集会所に向かいます。七ヶ浜町には4つの集会所があり、なかでも第一グランド仮設住宅と七ヶ浜中学校仮設住宅は約200戸と約150戸とかなり大きい仮設住宅で、毎回1日に13~15人のマッサージをしています。しかし今回は冬物衣料の物資を届ける為にトラックを準備して、自宅で被災後も生活されている方達に配布させていただきました。半壊住宅にお住まいの家庭には公的な支援は一切なく、自宅を修理するために節約されている方がほとんどだそうです。一階部分には、ほとんどのご家庭が台所とリビング、バス、トイレを備えていましたから、この部分が破壊されてしまうと基本的な生活ができなくなります。しかし二階部分が残っているため自宅に留まり生活されているので支援を待っていらっしゃるのです。地域で被災住居の支援ボランティアをされている渡辺さんに案内して頂いて段ボール20箱くらいを3ヶ所にお届けし、更に各ご家庭に分配していきます。震災から9ヶ月たち地域の支援ルートもほぼできているようでした。次に更に北上して石巻市の住宅にも支援の布団を8組と座布団を届けると、次の目的地十三浜という地区にむかいました。この地区はワカメの養殖で有名な漁港がありましたが、地盤沈下もあってまだまだ復興には時間がかかりそうです。私達はトナカイやサンタクロースに扮装してスクールバスが到着するバス停にお菓子のプレゼントを持って、子供たちの到着を待ちました。ワクワク、ドキドキしながらまっていると3時半、やっと子供が一杯乗って私達に手を振ってやってくるバスが着きました。全員にプレゼントを渡してひとしきり大騒ぎしたあと、またバスが残りの子供たちを乗せて出発していきました。私達もそのまま仮設住宅の子供たちと地域の子供たちにクリスマスのお菓子を配り終えると、あの沢山の子供たちが亡くなった大川小学校の慰霊碑にもお菓子をお供えして、御霊のご供養をさせていただきました。ご家族や子供たちの想いを深く感じながら、次に惨事を免れた大川小学校の子供たちが集まって過ごす古民家にもお菓子を届けました。雪の降るなかこの日は活動を終了して追分温泉に泊まりました。
翌22日は石巻市内に戻り、社会福祉法人祥心会さんが障害のある方とそのご家族の為に建てた仮設住宅を訪ねました。10畳ほどのワンルームにキッチンセットが付き、トイレとお風呂があります。避難所では声を出したり、動き回る子供のことで、遠慮があったり寝不足が続きと辛い日々を過ごされたあと、やっと入居できたのだそうです。しかしワンルームで、動き回る子供さんと一緒に過ごす日々は辛そうでした。いまは作業所に通うようになり、少し体に余裕ができたようですが、マッサージさせていただいたところかなり硬くなっておられたことや、心のストレスが非常に強くなっているように感じました。母子家庭や老齢のご両親が多いようですので、この仮設住宅には私達のマッサージ支援をお届けしたいと思いました。次回からこの場所での活動を準備することを約束して、再び七ヶ浜に戻りました。
23日、いよいよ最終日です。この日は朝から餅つきをしてお雑煮を食べる、お雑煮プロジェクトのお手伝いの日です。朝9時から臼や杵やガスボンベを車で運び、10戸と14戸の小さい仮設住宅でお雑煮を作る準備を始めました。仮設住宅にお住まいのお年寄りが次々集まって餅つきを手伝ってくださったり、女性は凍り豆腐を刻んだり干しハゼを戻してほぐしたりとすっかり前準備してだし汁を作ってくださいました。3時間ほど賑やかに過ごしたあと、弾き語りの幸と福のさっちゃんという友人が、ギターで優しい歌を歌ってくださると皆さんがこの津波を思い出していました。仮設住宅の世話人の善三さんが、3・11のご自分の体験談を語られて一同一緒にお祈りさせていただきました。
今回私は仮設住宅の集会所でのマッサージの活動はしませんでしたが、合間合間にボランティアセンターの職員や、ボランティアさん、障害者を持つお母様など20名ほどの方をマッサージさせていただきました。避難所生活から仮設住宅へと住居は少し落ち着きましたが、まだまだ心と体のケアが必要な方達が沢山待っていらっしゃることを更に感じました。是非被災地へ出かけて、現地の皆さんとお話してください。話を聞いてくださるだけでもいいです。ハンドマッサージでも足浴でもいいです。優しく声をかけたり、優しくさわられることでみなさん癒されていきます。私にできることがここにあるという喜びをもらえた石巻でした。

アロマルームパトス
http://www9.plala.or.jp/patosu7/
〒252-0804 神奈川県藤沢市湘南台5-35-1
TEL 0466-45-5009


NPO法人日本ハーブ振興協会(http://www.npo-nha.jp/)
東京都新宿区四谷4-30-5

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