「見極めが甘かった」と通信障害でドコモが謝罪--改めて社長から説明も

 Androidスマートフォンでは、端末を操作していない状態でも、OSの機能により28分ごとにパケット交換機との間で接続・解放のための制御信号が発生するが、ドコモによればVoIPやチャットなどのコミュニケーションアプリが普及したことで、この制御信号が急増しているという。 また現行のパケット交換機(以下、現行機)は、ネットにアクセスする時のみ接続するiモード端末(フィーチャーフォン)向けの設備であり“処理能力”を重視して設計されている。しかし、スマートフォンはネットに常時接続されていることから、ドコモでは新たに“同時接続数”を重視した新型のパケット交換機を用意した。 スマートフォンの通信は、無線基地局を介して無線制御装置につながり、さらにパケット交換機につながる仕組みとなっている。ドコモは、1月20日から無線制御装置23台を収容した現行機4台を新型に切り替えた。この時点では、順調に運用できていたため、1月25日未明から37台の無線制御装置を収容した残り7台の現行機を新型に切り替えた。 新型は現行機よりも高性能なことから、ドコモでは現行機11台を新型3台へ切り替えた。現行機(11台合計)の能力は同時接続数が88万台、1時間あたりの信号量は2750万。新型(3台合計)の能力は同時接続数が180万台、信号量は1410万となり信号量は大きく低下するが、ドコモではトラフィックを処理できると判断。しかし、実際の信号量は1650万となり、ネットワークが輻輳状態となった。

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